(魅力紹介)
熊谷市妻沼にいったら”アツい”まちだった さいほくさんぽ#1
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みなさんこんにちは!
埼北移住特派員の田邊愛恵(たなべまなえ)です。
埼玉県本庄市在住で、「まちづくりワセジョ」として活動しております。
今回は熊谷市の魅力について皆さんにお伝えするのですが、私も高校時代はよく電車で熊谷駅に部活動のメンバーとご飯を食べに行ったりしていました。懐かしい・・・皆さんの熊谷での思い出があったらぜひお聞かせくださいね。
さて、私のお話はここまでで。(自己紹介のページは既に公開されておりますので、こちらからご覧くださいね!)
今回の旅のしおりはこちらです!
みなさんにもこの記事を見ながら熊谷を旅しているような気持ちになっていただければと思います!!!
熊谷は駅周辺だけじゃない!”ゆうゆうバス”で妻沼へGO!
さて熊谷駅へたどり着きました。改札を出て突き当りを左に曲がり「南口」へ出ます。階段を下りて目の前すぐにバス停があるはずです。そこから熊谷市が運営するゆうゆうバスの「グライダー号」に乗り「妻沼聖天前」へ行きます。こちらなんと運賃片道100円!!
往復合計200円で、一日乗り放題の「一日乗車券」を使えば1日どこへ行っても300円で済んでしまう・・・!
素晴らしいコストパフォーマンスを見せた熊谷市にはもう既に脱帽です。(笑)
妻沼だけでなく、色々な地域に行けるのでゆうゆうバスは要チェックです! 時刻表はこちら
バスに揺られること1時間、やっと妻沼に到着しました。バスの時間は長いですが、乗車数が少なく、換気も十分にされているのでコロナの心配もあまり感じず過ごすことができました。
妻沼は写真のとおり「縁むすびの街」として知られています。商店街にも縁むすび関連のお土産や食べ物が多く並んでおり、その由縁は次に紹介する「聖天山」にあるそうです。
気になるあの子と結ばれたい!緑で癒される”聖天山”
前述したとおり、妻沼は「縁むすびの街」。その中心が、国宝にも指定されている聖天山歓喜院聖天堂です。
聖天山は治承3年(1179年)妻沼の庄司斎藤別当実盛公が本尊、大聖歓喜天(聖天さま)を総鎮守としてお祀りし民衆の祈願所として開創されたとのことです。夫婦の縁はもちろん、厄炎消除、交通安全、受験合格、家内安全、商売繁盛など、たくさんの良縁を結んでいただくことができるそうです。(私は全部祈っておきました・・・笑)
ここは聖天山のメインスポットです。迫力のある大きな拝殿で「あの子と結ばれますように」と願い事♡ 卒業や進学のタイミングでの告白を考えているあなたを応援しています!♡
お願い事をした後は おみくじで運勢を占い。ちなみに私は「吉」でした。良いのだか悪いのだか。(笑)ここでお守りも買うこともできます。気になるあの子とのキョリは神頼みで縮めましょう!
拝殿右側にあるこの建物がおみくじやお守りを買える場所。
また、参拝客も比較的少なく、広大な敷地を有しているためソーシャルディスタンスを保ちながら参拝することができます。
コロナ禍で普段と違った空気を吸いたい、緑を肌で感じたい、というみなさんに最適なスポットともいえます。
急なオンライン会議にも対応!Wi-Fi完備の”Y's Cafe”
コロナ禍でオンライン上で学生は授業、社会人は会議をする機会が増えたのではないでしょうか。よって「急にオンライン会議が入ってしまった!」ということも多々ありますよね。
しかし!妻沼のカフェにはそれにも対応できるWi-Fi完備のカフェがあるんです!
それが「Y's Cafe(ワイズカフェ)」です。(クリックすると公式フェイスブックがチェックできます)
お店の外観から隠れ家のような印象を受けますが、お店に向かう道も細道を通っていくので「自分だけしか知らない」というワクワク感を感じることができます。
お店の中も暖かい雰囲気を感じられ、静かなので作業に集中することができました。また、一人で落ち着きたい気分の時もここの雰囲気とスイーツで安らぐことができるのではないでしょうか。
私が注文したのが抹茶ラテHOT(500円)です。上に赤くちりばめられているのがラズベリーで、甘い中にほのかな酸味が感じられ、とてもおいしかったです。
あ~、ずっとこの場所にいたい。
そう感じることのできる空間でした。
地方をクリエイターやデザイナーの中心地に
このカフェ、実は隣にセレクト&プロダクトショップが併設されているのです。
お店でお話を聞かせていただいたのが カシワギ バーズ ヒロアキ さん。
とても素敵なお店だったので、皆さんにもご紹介しますね。
埼玉県出身のバーズさんは「洋服を通して人々の生活に少しでも豊かさを提供したい」という思いで服をデザインされているとか。
お店に入って一番気になったのがミリタリー風のコート。なんとお値段10万越え。しかし、これには値段を超えるほどのバーズさんの思いが込められており、普段洋服にあまり気を使わない私も感動してしまいました・・・。
生地や裏地の色、ボタンの形など細部までこだわり、納得いくものが手に入るまで製作しなかったそうです。
このお洋服が気になった方はワイズカフェに併設されているセレクト&プロダクトショップの「ab」さんに足を運んでみてくださいね。
abさんホームページはこちら
心和む日本茶を目の前で体験できる”西田園”
次は聖天山のほうへ戻り、商店街の内部を紹介したいと思います。
聖天山近くを歩いていると、お茶を目の前で入れてくれるコーナーが目に入り吸い寄せられるように店内へ。
この日は天気が良くあたたかい日で、外でお話をしながらお茶を飲むには最高でした。
私が注文したのが、抹茶入り玄米茶(350円)です。煎茶・玄米・抹茶のブレンドティーで目の前で作っていただきました。
お味は・・・最高。
外で太陽に照らされながら淹れてすぐのお茶を、近所の方々とお話ししながら飲むお茶はもう別格。
このお店の向かいに、なんと姉妹店のほうじ茶専門店が!
今までの雰囲気とは全く違う、おしゃれな店内にはほうじ茶の香りが・・・
期間限定のさくらほうじ茶(560円)を購入し、家で飲んでみると一足先に春を感じることができました。
お茶ブームが来ている若者必見では・・・!?
また、西田園さんでは夏にかき氷を販売しており、テレビに取り上げられたこともあるらしいです。
「日本一暑いまち」で知られている熊谷では、「雪くま」というかき氷が人気で、西田園さんでも500円~700円で毎年販売しているそうです。ぜひご賞味くださいね!
西田園さんホームページはこちら
焦がし屋さん公式フェイスブックはこちら
若者とのつながりをつくるフベンな古本屋”むすぶん堂”
さて、ここまでカフェを紹介してきましたが、観光目的で妻沼を訪れる人も地元民の感覚を味わうことができる場所をご紹介します。
むすぶん堂さんは小さな古本屋さん。
新書も扱っており、あえて「大きい本屋さんでは見たことのない本」を並べ、たくさんの人に実際に本を手に取ってもらい、本と触れ合う機会を増やしたいという思いがあるみたいです。素敵ですね・・・
2021年1月に開業したばかりで、内装はすべて手作りでリフォームしたそう。
地域の方々とのつながりを大事にしており、わざわざ川越から通って毎日お店をあけているだとか。
若者と地元の「ひと」のコミュニケーションを大事に
むすぶん堂のオーナー 福島さんは、地域と人を結びつける場にできたらという思いから古本屋をオープンしました。
隣の休憩所は昔から妻沼に住むご高齢の方々が料理を持ち寄ったり、世間話のできるスペースとして利用されています。一方むすぶん堂には比較的若者が多く出入りします。
この二つの場所を行き来する人の交流の場にし、互いにまちのことを深く知る機会をむすぶん堂で実現しました。
もしこの記事をまちづくりに興味のある方がみているとしたら、ぜひ福島さんのもとを訪れてみてはいかがでしょうか。福島さんは、地方創生に携わる若者に向けてのメッセージとして、
是非、継続的にまちを訪れてほしい。
大学のゼミ等、卒業を理由にその場所に行かなくなってしまうのではなく、自らの掲げた目標が達成できるまで事業や研究を継続的に行ってほしい。
と話していました。
地元民も大絶賛!おすすめの天ぷら屋さん”要天店”
妻沼に来てお腹がすいたらここ!と商店街のお母さんたちが口をそろえてお勧めしてくださったのが天ぷら屋さんの「要天店(ようてんてん)」さん。
床屋さんだったところをリメイクして現在の姿になったんだそう。
注文方法はテーブルにあるメモ用紙に食べたい天ぷらを記入します・・・
って安い!!!!
ご飯・うどん・そばのセットが天ぷらについてくるのですが、それも350円と驚きの安さ。
私はかぼちゃ、なす、えび、玉ねぎのかき揚げを頼んだのですが、
全部で740円。
ランチに天ぷらは豪華かなと思っていましたが、この安さには驚きました。学生にやさしい・・・
そして運ばれてきたお料理がこちら。
「このボリュームで800円以下!?」
そうです。
しかもこれ、全部目の前でひとつひとつ揚げてくれるんです。その時点でよだれが止まりません・・・
天ぷらは口に運んだ瞬間
さくっ、じゅわっ
これぞ至極の天ぷら・・・20年間生きてきた中でいちばんおいしい天ぷらに巡り合えたといっても過言ではありません。
また、要天店さんはテイクアウトにも対応しているため、おうちでもおいしい天ぷらを食べることができます。
いかがでしたでしょうか!
以上が私のオススメする熊谷市妻沼です。一緒におさんぽしている気分になれたでしょうか?
しかし、これもまだまだ一部ですので、この記事をご覧になった皆さんはぜひ、実際に足を運んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次号でお会いしましょう!